絶対知らない学校の真実 子どもの姿 前編

保護者の皆様は、自分のお子さんが学校でどんな過ごし方をしているのだろうと心配になりませんか?

facepalm embarrassment and shame emotion. ashamed smiling girl covering her face with a hand. young beautiful woman portrait on pink background.

 

ちゃんと勉強頑張っているのかな?お友達と上手に遊べているのかな?先生は自分の子の良いところを引き出してくれているのかな?

 

たくさんの期待と不安を毎日抱えながらお子さんを送り出していることと思います。

 

かと言って、毎日学校の中まで一日中自分のお子さんを見守っていられるわけはないので、様々な方法で間接的にお子さんの姿を捉えるしかありません。

 

しかし個人懇談などで普段子どもから聞いている話と全然違う姿を言われてショックを受けたり、学習参観で初めて見るお子さんの行動が想像とは全然違ったり、本当の姿と間接的に伝え聞く姿とは異なることも多いです。不安ですよね…。

 

本当に不安を抱えていらっしゃる保護者の方は学校にお願いしてお子さんの姿を直接見守っている方もいらっしゃるかもしれませんが、中々そこまで時間をとることが難しい方も多いと思います。

 

今回の記事では、保護者の皆様が、自分のお子さんが学校では本当はどんな姿なのか、学校でしっかりと過ごせているかどうかを知る方法をお教えいたします。

 

 

保護者が学校での子どもの姿をしっかりと捉える方法

Boy kissing on cheeks of her mother. Cute boy hugging his smiling mother and kissing in her face.

保護者の皆様は間接的にですが、自分の子どもが学校でどのように過ごしているかを知る方法がいくつかあります。

 

  • 学校からのお便りを読む
  • 学習参観や学級懇談で集団の中での姿を見る
  • 子どもから直接聞く
  • 個人懇談で担任から話を聞く
  • 電話連絡等で担任から話を聞く

 

大きく分けるとこの5つかと思います。ではこの5つの場面で保護者の方がどう子どもの姿を捉えればよいのかをお伝えします。

 

  • 学校からのお便り

Angry man while reading documet

一番子どもの姿が捉えられる機会が多いのが「学級通信」です。学級担任の色が色濃く見えやすいという点と、学級全員の保護者が目を通す文書なのでそんな攻めた内容はほぼ見られないという点があります。

 

よって、お子さん個人の姿を捉えることは難しい反面、クラス全体としての頑張りだったり課題だったりは必ず書かれていると思います。

 

なので、「クラス像の姿を捉える」ことと「この通信に書かれていることの中で自分の子どもはどのように過ごしていたのかを聞く・家族の中での会話に生かす」ことに活用できます。

 

  • 学習参観や学級懇談で集団の中での姿を見る

学習参観は、お子さんの姿を直接見れるとてもよい機会です。

 

ですが、この学習参観は学校から直接声を大にして伝えることはない大きな落とし穴が2つあります。

 

まず1つ目が、学習参観は「親の目がある中での姿」ということです。

 

「そんなこと分かりきって見に行っていますよ!」という声が聞こえてきそうですね。ほとんどのお子さんは、自分の活躍する姿を見てほしくて張り切ったり、親が来ていることが恥ずかしくていつもの姿があまり出せなかったりと、少しいつもと違う姿になりがちなものです。

 

ほとんどの保護者の皆様はきっとそういうことを理解されており、その中でも垣間見える子ども同士の人間関係や、担任の人柄を見る機会にされていることでしょう。

 

しかし!

 

ここで言う「親の目がある中での姿」というのは、お子さんを指しているものではありません。

 

 

そう、教師の姿のことです。

Group of students raising hands in class on lecture

学校では、学習参観を迎えるにあたって、どんな学級の姿を見ていただくのか、それが見える教科や教材、単元は何か、どんな場面を作って子どもが活躍する姿を見せるのか、等を学年単位で相談したりします。

 

この話合いがどういうことにつながるかというと、保護者の皆様には、「普段の子どもの姿を見せること」ではなく、「自分の子どもが活躍する姿を引き出すよういつもより張り切る教師を見せること」になります。

 

よって、子どもだけでなく担任の先生の姿含め、学級全体がいつもとは違うものになるのです。全体的張り切り具合が2割増しという感じです。

 

さらに、子どもが活躍する姿=発表する姿、という概念が学校も保護者も根強くあると思います。得てして、学習参観は発表大会となりやすいものです。普段の生活では、目に見える活発な時間だけではありませんので、そこも踏まえておいてください。

 

学級懇談においても、保護者全員がいる前で、個人情報満載の細かい話合いを聞くことはほとんどありません。学級通信より少し詳しいことが聞けるか、家庭でのみんなが共有できることを話し合ったりすることがメインになるものですので、ここでお子さんの姿を詳しく知ろうと思っても難しいものです。

 

 

  • 子どもから直接聞く

Upset small schoolgirl having trustful conversation with compassionate young mother, sitting together on sofa. Wise mommy comforting soothing little child daughter, overcoming problems at home.

先にお伝えしておきます。ここでお子さんの学校での姿を捉えるのは非常に難しいです。保護者の方が苦しむ危険な可能性を含む方法です。ちゃんと注意事項を抑えてお子さんのお話を聞きましょう。

 

お子さんとの日常会話はもちろん大切にすべきもので、学校でどんな一日を送ったのかを聞くのも楽しみですよね。

 

ですが、「お子さんの姿や言葉をしっかりと受け止める」ということと、「お子さんの言動を正論付ける」ということとはちゃんと区別しましょう。

 

どんな場面においても「上手に説明できていないこともある」「嘘をつくこともある」「子どもの見え方と他方からの見え方が違うかもしれない」など俯瞰的な目線をもつ必要があります。語弊があるかもしれませんが、簡単に言えば「子どもの話だから話半分に聞いて、いろいろな可能性があると思って聞こう」と思うことが大事です。

 

ここを間違うと保護者の皆様は「学校は自分の子どものことが分かっていない、信じていない」と思ってしまうことにつながりますし、学校側も「保護者の方は学校でのお子さんの姿が捉えられておらず、本当の姿が伝わらない」と悩んでしまい、歩み寄りが難しいトラブルにつながることがあります。

 

この話の詳しいことは、また違う記事に書いていきたいと思います。

 

 

  • 個人懇談で担任から話を聞く

じゃあどうやって子どもの本当の姿を捉えればいいんだ!と思っている方!

 

ここがポイントです。

 

個人懇談を通して、担任と1対1で話すこの時間がお子さんの姿を詳しく捉えるチャンスです。

 

長いので後半に続く…

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